YORK HOUSE な 非日常 2013/agosto/25

遠雷に あふるる泪 人知れず
寝苦しく 薬飲めども コノ日来て

蝉時雨 おまえもないて くれるのか
比良の夏 姿なくして 陽も沈む

おとと逝く覚めたまぶたで 夢のなか
なみだ枯れ ゆくあてもなく 酔いつぶれ

うずくまり おのれの行き場 業として
止まるとも 想わずながる ひとしずく

弟。ゆきのり。享年50。

YORK HOUSE な日常028

A good beginning makes a good ending.
よい始まりが よい終わりとなる

そう、終わりよければ全てよしではない。
ひとつの点、一本の線、最初のひと言…
そこに壮大で、かつ微細なイメージがなければ
終わりのない作業になってしまう。

“今”は今、って言ってるあいだに
さっきになる。

room103 改装スタートです。

颱風の 傷あと深し せき止め湖
朝夕の 蝉の声なく 寝起きする

西日色 紅に染めにし やわらかし

YORK HOUSE な番外009

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残暑お見舞い申し上げます。

立秋も過ぎたこの季節に
暑さを感じるのは、カラダや五感が
次の季節を待ちわびているせいかもしれない。

いつ頃からか、空のいろが変わりだし
風の色も匂いも何気なく寄り添っている。

『節電』は『熱帯夜』に呼び掛け、
打ち水も、団扇もままならない。

薄い睡魔が訪れて扇風機も止まる頃には、
秋をさそう虫たちの短な音色もあきらめて寝静り、
ごそごそと本番を待っているのだろう。

そして今年も、夏は息咳き切ってかけ足で、とおり過ぎてゆく。

蝉しぐれ 唐突の雨に 休むしかなく
人も消え 雨あがりの 蝉しぐれ

しばし聞ゆ ヒグラシの音の 手をとめて
日暮らしの いっ時の 安らぎや

YORK HOUSEな日常24

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I see trees of green, red rose too,
I see them bloom for me and you,
And I think to myself,
what a wonderful world.

I see skies of blue and clouds of white,
The bright blessd day, the dark say goodnight,
And I think to myself,
what a wonderful world.

The colours of the rainbow,
so pretty in the sky Are also on the faces of people going by,
I see friends shaking hands, say how do you do,
They are really saying,
I love you.

I hear babies cry, I watch them grow,
They will learn much more than I will ever know,
And I think to myself,
what a wonderful world.
Yes, I think to myself,
what a wonderful world.

Song by George, George and Louis Armstrong.

“www”はWorld Wide Webより、
What a Wonderful Worldの方がシックリくる。

日々こまめに手入れされた草花たちは、
冬の季節をとうにどこか遠くへおいやって
今がここぞと緑つややかに、咲きほこる。
“DEBUT”を祝うかのように。

水無月の 風の吹くまま 雲を追い
雷鳴や 雨垂れの音の 子守唄

YORK HOUSEな番外007

テラスからお引越しThe Aoi fes.
The Aoi fes.The Aoi fes.The Aoi fes.The Aoi fes.The Aoi fes. 2011The Aoi fes. 2011The Aoi fes. 2011

すっかり大好きな季節になりました。
最低気温が10度を割らなくなり、
最高気温は夏を予感させる。

長い雨は、みどりを育み
方向もまばらな風は、木々をうらなせる。

京都市内に移り住んで彼此30年。
途方もなく暑く、そして寒いこの街。
ほかへ移れないのは、
この季節があるからかもしれない。

名勝旧跡でもなく、寺院でもなく、
ただ新緑に色づくこの街から
離れられないでいる。

葵祭りの行列を見かけるのは、
まだ数回もないのですから。

さつき宵 ノの字の月に まぶた閉じ
五月雨て 波の高さを 思い知り

YORK HOUSEな日常23

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いろんなことがあり過ぎて、
いろんなことが気がかりで、
いろんなひとが語りだし、
右も左も見えぬまま、
たったひとつのことなのに。

言葉を失い、姿を見失い、価値すら見出せない。
控えめで淡々とあることに、
地球が震えたことに感謝する。

どこかで子どもの声がした
「きょうね。さくらの花びらと踊ったのよ・・・」

ごぉごぉと 木々のふるえて 花冷えの
川面見ゆ 雨の波紋に 花の咲く

YORK HOUSEな番外006

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三寒四温。
でも誰もが寒さに堪える。

繰り返すことの単純さ。
繰り返されることの難しさ。
それぞれの輪の大きさに皆が翻弄させられる。

物憂げに 佇み夕陽の 春ぞくる
めぐりきて 酔いのうつりし 道濡れて

おやすみなさい。

YORK HOUSEな日常022

Feb2011Feb.2011Feb.2011Feb.2011Feb.2011Feb.2011
“如月”きさらぎ
「月」と書いて、「つき」と読まない唯一の月。
4年に一度の24時間が、あったりなかったりするおかげで、
暦が、地球の暮らしが保たれる。

この月である必要は、まだ学んでいないけれど
寒い季節と暖かい季節の狭間にふさわしいのだろうか。

夕散歩 三寒四温 春の香の
音もなく ゆきばも知らぬ なごり雪